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サービサー評価(*1)
日立キャピタル債権回収株式会社
住宅ローン・スペシャル・サービサー
総合評価:能力が極めて高い(旧:能力が高い)
アウトルック:安定的
  • バックアップ用サーバーを移設し、データのバックアップ体制を更に強化している。
  • 住宅ローン・スペシャル・サービサーとして、有意な債権取り扱い実績を有している。
  • 住宅ローン・スペシャル・サービサーとしての総合評価を「能力が極めて高い」に引き上げた。アウトルックは「安定的」。

(2017年10月3日、東京=S&P)S&Pグローバル・レーティング(以下「S&P」)は本日、日立キャピタル債権回収の住宅ローン・スペシャル・サービサーとしての総合評価を、上記のとおり「能力が高い」から「能力が極めて高い」に引き上げたことを公表した。アウトルックは「安定的」である。同社はS&Pの「セレクト・サービサー」(*2) リストに掲載される。

総合評価の引き上げは、主として、日立キャピタル債権回収が、1)正サーバーとは別の遠隔地にバックアップ用サーバーを移設し、システム障害および災害発生時におけるデータのバックアップ体制を更に強化している、2)住宅ローン・スペシャル・サービサーとして、有意な債権取り扱い実績を有する、3)経営陣および回収担当者が豊富な業務経験を有している--ことなどを反映している。

日立キャピタル債権回収の前身は、アミック債権回収サービスである。同社は、サービサー法に基づく業務を遂行すべく、2001年4月にわが国で48番目に法務大臣の許可を取得し、2005年4月に現商号へ変更した。

S&Pは今回、サービサー評価引き上げにあたって、以下を含むさまざまな要因について調査・分析した。

  • 経営陣と担当者の業務経験および離職率
  • 社内研修制度
  • 業務運営をサポートしているコンピューター・システム
  • データのバックアップなどを含む、災害時の復旧計画とテスト状況
  • 社内で規定されている業務推進手順、およびアクセスの容易性
  • 内部監査の実施状況と結果
  • 内部統制体制
  • 住宅ローン・スペシャル・サービサーとしての債権取り扱い実績
  • 資金管理方法
  • 回収戦略の設定
  • 第三者への業務委託の内容

(*1)「サービサー評価」: 種々の債権の回収に携わるサービサーのサービシング能力に対する、S&Pの客観的かつ総合的な評価。「能力が極めて高い」「能力が高い」「能力が十分である」「能力に不十分な点がある」「能力が不十分である」の5段階で評価される。

(*2)「セレクト・サービサー」:基本的に上記のサービサー評価において、『「能力が十分である」の総合評価と「安定的」のアウトルック』以上を取得し、かつ財務信用能力において「懸念なし」との評価を取得したサービサー。

<関連評価規準と関連リサーチ>

関連評価規準

2009年4月22日付「サービサー評価規準:セレクト・サービサーの規準を変更」

2004年9月21日付「Servicer Evaluation Ranking Criteria: U.S.」

*サービサー評価は、信用格付業以外の業務であり、信用格付行為に関連する業務としての「関連業務」にあたります。

本稿に掲載されているコンテンツ(信用格付、信用関連分析およびデータ、バリュエーション、モデル、ソフトウエア、またはそのほかのアプリケーションもしくはそのアウトプットを含む)及びこれらのいかなる部分(以下「本コンテンツ」といいます)について、スタンダード&プアーズ・フィナンシャル・サービシズ・エル・エル・シーまたはその関連会社(以下、総称して「S&P」)による事前の書面による許可を得ることなく、いかなる形式あるいは手段によっても、修正、リバースエンジニアリング、複製、頒布を行うこと、あるいはデーターベースや情報検索システムへ保存することを禁じます。本コンテンツを不法な目的あるいは権限が与えられていない目的のために使用することを禁じます。

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